Interview Julie De Libran La Styliste Qui A Redynamise La Maison Rykiel

ジュリー・ドゥ・リブラン

Julie de Libran

ジュリー・ドゥ・リブランはフランスで生まれ、アメリカで十代を過ごしました。異なる分野の2人の起業家の子として、彼女は自由で文化的なコスモポリタンとして育ちました。彼女にはスタイルとファッションの血が通っていたのです。彼女のローモデルである活発で強く、自信を持った彼女の母親はソニア リキエルの長いスカートとモヘアのジャンパーを着ていました。

80年代初期カリフォルニアに移り住んだ時、ジュリーはこの時代のユニフォームとも言えるジーンズにTシャツを着ていました。「その他に買った服は?」と聞かれた時にジュリーは「自分で作ったわ」と答えました。15歳のプロムの時に彼女は初めてのドレスをデザインしました。「アメリカのカジュアルさが好きだったけど、フランスのエレガントさも恋しかったの」

年若くも才覚を表したジュリーは1990年にミラノの著名なファッションスクールであるマランゴーニ学院に入学し、その1年後にジャンフランコ・フェレでキャリアをスタートさせます。1993年まで務めた後、パリに戻り、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックの元で働きながら、ファッションデザイン学校、シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュールに通いました。その後、1996年にヴェルサーチに勤める為イタリアに戻り、1998年にはプラダに移動し、その後10年間、パリーミラノ間を行き来しました。2008年にマーク・ジェイコブスの元ルイ・ヴィトンでウーマンズウェアを担当し、2014年にソニア リキエルのアーティスティックディレクターに就任するまでそれは続きました。

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1968年5月に設立されたサンジェルマンの小さなメゾンから、ソニア リキエルは、母親から娘に伝えられ、現在は広く世界中に知られるメゾンになりました。ソニア・リキエルは、とてもフェミニンで、フェミニスト、文化的であり、グルメとしても有名でした。彼女のその挑発的で情熱的な姿勢は、パリジェンヌ・スタイルをつくり、真のフレンチアイコンとなりました。2012年にファースト・ヘリテージ・ブランドにメゾンを売却した後は、ソニア リキエルの未来は新たに描かれることになりました。

ジュリー・ドゥ・リブランの最初のショーは感動的なもので、彼女は自ら175番地サンジェルマン大通りで招待客を迎え、カフェ・ド・フロールのギャルソンに飲み物などを給仕させました。それはメゾンの継続とオマージュの両方を象徴していました。彼女はテーブルを変える代わりに、新しいテーブルクロスを敷きました。彼女のレッドカーペットのつながりについても同じことが言えるでしょう。ソフィア・コッポラ、キルステン・ダンスト、シエナ・ミラー、ジュリアン・ムーアと言った著名人たちは、ジュリーとのソニア リキエルの新しい冒険に続いてくれました。

  • 2015年春夏コレクション
  • 2015年秋冬コレクション
  • 2016年春夏コレクション
  • 2016年秋冬コレクション
  • 2017年春夏コレクション
  • 2017年秋冬コレクション
  • 2018年春夏コレクション

ジュリー・ドゥ・リブランは、自分自身とソニア・リキエルの間にたくさんの共通点を見つけました。彼女が着たいと思ったものが見つからないときに自分の服を作ろうとした女性。世界中の女性と繋がれるニットを愛する女性。彼女の最も深い考えを表現し書いた女性。大家族の子孫である女性。ダークチョコレートを愛する女性。アーティストと近しい女性。 「たった1人によって創られたメゾンで、たった1人でいることに私は心地よく感じていると気付いたの。」とジュリーは告白しました。

世界中のリキエルのブティックで創造性が弾けました。プレタポルテとアクセサリーのコレクションは自身の話を紡ぎます。図書館のように、本棚が開設され、訪問者は本を借りて、ページを捲り、そして新たな物語を読むためにを本を閉じることができます。

ソニア・リキエルは反正統派なファッションと目に明らかなクラフトマンシップを発明しました。 ジュリー・ドゥ・リブランは、デザインだけでなく、モダンやコンテンポラリーアートからインスパイアされたワードローブを発明しました。彼女のミッションは、与えられた遺産を守りつつ、衣類やアクセサリーを通して、新しいファッションのボキャブラリーをコレクションごとに発明し、スタイルの意味を再認識し、伝統を羽ばたかせることです。彼女はこの挑戦に熱意を持って挑みました。イタリアのニットのワークショップとパリの175番地のアトリエのアーカイブから、ジュリー・ドゥ・リブランはこの驚異的な世界へと飛び込み、そこで見つけた才能や方法論、そして専門知識を持って、さらなる革新を進めました。

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ジュリー・ドゥ・リブランのコレクションは、ソニア リキエルによって魅了された熱心で忠実でもある世代にも、進化し続ける次世代のクライアントにも認められました。軽く、でも、挑発的なタッチ:カジュアルでありつつ、極められたテイラーリング技術、日常的なデニムやニット、カラー。とてもリキエルらしく、大胆で自分自身を持ったキャラクター。要するに、リキエルウーマンは、とてもパリ左岸的で、完全にフレンチでいて、でも未来に向いているのです。

素晴らしい女性の優雅な足取りをたどり、素晴らしい女性たちに囲まれる方法を知る素晴らしい女性によって、メゾンは長く豊かな歴史から自由でありながら、新しいパーソナリティに加え、強い自信を持って独立し、未来に向かいながらも、ソニア・リキエルの自然で永続的なオマージュへと成長しました。

メゾンの将来のため、2017年末、ジャン・マーク・ルビエはジュリー・ドゥ・リブランに株の一部を譲渡し、株主として総会に参加できるようにしました。これは彼女のリーダーや戦略家として、自信とスキルによって支えられた献身的な勤労とメゾンを発展させることができるキャパシティを評価したものです。熱意とエキサイティングなビジョンとともに新しい一章が未来に開かれました。

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